マレーシアの大学でホスピタリティを学ぶ
ホスピタリティとは、日本語で言うおもてなし。そのホスピタリティが大学の学部として人気の高いマレーシア。その理由は、マレーシアがホスピタリティを勉強する国として適しているということもあるのではないでしょうか。
まず1つ目は、言語です。マレーシアでは、英語、マレー語、中国語が主な言語であり、マレーシア人同士でも英語を話すほど、英語が公用語として使われています。もちろん、大学での授業は英語で行われます。国際的なホスピタリティの仕事に、英語は不可欠です。
2つ目は、多民族国家ということです。マレーシアは多民族国家で、多くの民族が互いを理解し認め合いながら共存しています。民族によって異なる宗教や食事、慣習などを学び体験するには大変適している国です。
3つ目は、インターンシップが充実しているということです。マレーシアの大学のホスピタリティの学部で勉強をする場合、大学が所有しているホテルや、もちろんそれ以外でのホテルでのインターンシップが可能です。そのため学生時代に、実践的な経験を積むことができます。
これら3つの点は、就職にも有利であるといえます。英語ができ、様々な民族の食事や慣習の勉強をし、インターンシップで実践的な経験を積むことができるのです。これは外国人観光客が増えている日本国内のホテルや観光業はもちろんのこと、外資系のホテルや海外で働く場合にも強みになるでしょう。
マレーシアの大学のホスピタリティ学部の修業期間は3年間であり、日本の私立大学や専門学校よりも授業料が安い大学が多いです。また、生活費は日本より格安であり、英語力が学部入学基準を達するまで英語コースに数ヶ月通う期間と授業料を考慮しても、留学する価値は十分にあると思います。
留学するに当たり、英語ができることは当然であり、更に何を勉強しどのような技術を身につけることができるか、ということが重要となります。留学先はアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアなどいろいろな国がありますが、それぞれの国が得意としている分野があるということも事実です。ホスピタリティを学びたい、と思った時に、マレーシアの大学への留学も一つの道かもしれません。